「怪盗クイーンはサーカスがお好き」ついに観賞しました!以下レポです。
本編の細かいところについて
トルバドゥールの金色の文字が映ったとき何とも言えず感動しました。こんなに大きな飛行船に二人(+1)で住んでるんだなあと改めてしみじみ。また、サーカス自体は20年前の作品ですが、映画ではスマホを使う描写があったりと現代っ子に合わせて改良されてたのが印象的でした。サーカスは前作に続きテーマが良いなあ。そしてサブキャラたちがチラチラ映るたびにヒャーッとなって妹と顔を見合わせてました。アンジェリクが動いたの幻か。優雅な休暇も是非是非是非是非お願いします!仙太郎とヴォルフ、ルイーゼも映りましたね!仮面舞踏会までやってくれないかなあ。
クイーンの「白い口紅で色を消したくちびる」が当たり前のように表現されていて好きでした。地の文が上手く映像に昇華されている場面が多かったように思います。声はかなり少年っぽい印象を受けました。星菱邸で正体がバレてからの警官に対する「ボンソワ~ル(低音)」がすごく、良かった。
個人的にスタイリー井上のカラーリング可愛すぎて何事!?となりました。シーザーみある。色合いも現代風に寄せてるんだなあ。岩清水は原作の三割増しでラーメン推しでしたね。「サーカスがお好き」の民間人がたくさん出てくる感じが好きだったので今回も黒田さんや伊藤さんが活躍してくれて嬉しかったです。
そして問題のシーン。ジョーカーくんがライオンを投げ飛ばすのを見てちょっと笑ってしまいました。ジャン・ポールと闘うシーンが省かれたからかな?インパクトがあって良かったのですが、個人的には「喰ってやる」のシーンはジョーカーくんの持つ「静と動」のうちの静の迫力が現れるところだと思ったので、できれば邪眼で猛獣を制する姿が見たかったな~。
クライマックス。クイーンがシャモン斎藤と入れ替わっているのが公になる場面。シャモン斎藤の姿のまま顔だけクイーンに戻るのだとばかり思っていたのでブワァと一瞬で変装が解けたのに驚きました。さすが蜃気楼。読者へのサービス精神がすごい。惜しいと感じたのは、クイーンってこういう大衆の面前に出るときはボディスーツじゃなくて赤いスーツ着るんじゃないかなというところでしょうか。でもボディスーツの方が動きやすいもんな!魅力的なことに変わりはないです。
あと他の方の感想でお見掛けしたのですが、セブンリングサーカスと政府の関係が描かれていたらもう少し話が引き締まったかも、というのはなるほどと思いました。それでも、私は戦争というテーマを軸に最後約束を果たすホワイトフェイスの姿を見て感動しました。

まとめ
綺麗にまとまっていて個人的にはとても満足しました!そしてやっぱり、小さい頃から見ていた作品が動いてしゃべっていることに感動です。月並みな感想ですが見に行けて良かったです。この調子で短いアニメにでもなればいいな~。